靭帯が、筋肉を超越する。
靭トレとは、敢えて不安定な状態を作る事で靭帯を発動させ、筋肉を使うよりも速く、そして威力のある動きを実現するものです。靭帯が発動する事で、全身を繋げて使える上、疲れにくく、関節可動域も向上します。また武術的には、瞬間的に相手に読まれない、精確で大きな発力を可能にします。
今回は、普段皆さんが行なっている筋収縮による身体操作との比較や、靭帯発動状態を簡単に体感して身につける方法をご紹介いたします。－加藤久弦（靭トレ協会 主宰）
CONTENTS
・はじめに～「靭トレ」とは？
・靭トレで技の威力アップ－突き技／蹴り技／投げ技／合気上げ
・靭トレで可動域の改善－側屈／上体起こし
・靭帯発動を体感－輪ゴム／油性マジック／足じゃんけん
指導・監修：加藤久弦
靭トレ協会 主宰。1961年生まれ。幼少より柔道、空手などの修練を経て、プロのキックボクサーとなって試合を経験。その後、自衛隊へ入隊し、同時期、テコンドーをも修める。1986年、第6回全日本テコンドー選手権大会組手競技部門優勝。1989年、士道館第7回大会にて当時“最強の侵略者”と呼ばれた白蓮会館の南豪広選手の関東デビュー戦で対戦。また、ムエタイ史上最高の天才と言われるサーマート・パヤクァルン選手と、氏の主演映画へ出演するため、満員のタイ、オムノイスタジアムで日本人として初めてほぼ試合形式のスパーリングを行う。1994年、ミス・ワールドのボディガードをする一方、ほぼ同時期に南インド・ケララ州知事護衛部隊に指導。2002年、第1回全日本テコンドープムセ選手権大会型部門優勝。その後、カナダにおけるシステマ修行をはじめ、大東流合気柔術、合気道など、様々な武術を学ぶ。その中から、靭帯を主眼とする「靭トレ」を考案。2012年には靭トレ協会を設立し現在へ至る（2014年「靭トレ」の商標登録取得）。
出演協力：永井レミ 細木研一
制作協力：靭トレ協会
撮影協力：BUKEN 国際武術研修センター
靭トレとは、敢えて不安定な状態を作る事で靭帯を発動させ、筋肉を使うよりも速く、そして威力のある動きを実現するもの。靭帯が発動する事で、全身を繋げて使える上、疲れにくく、関節可動域も向上。また武術的には、瞬間的に相手に読まれない、精確で大きな発力を可能にする。筋収縮による身体操作との比較や、靭帯発動状態を簡単に体感して身につける方法を紹介。
